タイトルに盛り込むキーワードは重要な位置づけ
マーケティング用の動画を制作する立場としては、できる限り再生回数を増やしたいところですが、思うように再生回数が伸びずに悩んでいませんか。再生回数を少しでも増やすためには、伸びる動画ならではの共通点や特徴について理解することがポイントとなります、
中でも大切なことは、タイトルを工夫してキーワードを盛り込み、視聴者を引きつけることです。伸びない動画の状態から、伸びる動画の状態を目指しましょう。
伸びる動画は、視聴者のターゲットを絞っている
伸びる動画の特徴としてあげられることは「ターゲットを絞っている」ことです。
再生回数を増やそうと考えると、万人受けしそうな内容の動画を制作しがちですが、そのような動画は訴求力が低下しがちで、魅力に欠けやすい動画となってしまう場合があるのです。
その反面、ターゲットを絞った動画を制作した場合、視聴者層は限られるものの、限られた視聴者層がその動画を視聴する傾向が高まるため、再生回数の増加が期待されます。
例えば、バーベキューコンロを販売している会社が、アウトドア派を対象としてバーベキューで肉や魚介類などを焼いている動画を公開すれば、アウトドア派にとってはたまらない内容の動画に映ることでしょう。
動画のタイトルに数字が入っている
また、伸びやすい動画の特徴として、タイトルに数字が入っていることがあげられます。
例えば、バーベキューコンロを販売している会社が「これでバーベキューもラクラク!バーベキューに必須のアイテム5選」というタイトルをつけたとします。
動画のタイトルに数字が入っているメリットは、内容が明確に、そして具体的に感じやすくなることです。
また、タイトルに含まれる数字を少なくすると、「特に重要な内容を紹介している」という印象も強まるほか、動画の長さもおおよそ見当がつきやすくなります。
数字が少なければ、「短時間で視聴できそうだから、見てみようかな」という気持ちにもなりやすいことでしょう。
動画のタイトルに数字を含めることで、視聴者を引きつける効果が期待できるのです。
タイトルに感情を揺さぶるキーワードが入っている
そのほか、動画が視聴されやすい例としては、タイトルに感情を揺さぶるキーワードが含まれていることもあげられます。
先ほど、動画のタイトルの例として「これでバーベキューもラクラク!バーベキューに必須のアイテム5選」というタイトルを紹介しましたが、「ラクラク!」という単語を入れるだけで、簡単にバーベキューができる様子が目に浮かぶのではないでしょうか。
人間は理性を持っているものの、感情に揺さぶられやすい性質も持ち合わせているものです。そのため、感情に訴えるキーワードをタイトルに盛り込むことも有効と言えます。
感情を揺さぶるキーワードの一例としては「感動的!」「驚き!」「簡単!」などがあります。
企業が配信する動画は「ハウツー系」のタイトルも有効
また、企業がマーケティング用の動画を配信している場合は、タイトルに「ハウツー系」のキーワードを盛り込むこともポイントとなります。
例えば、先述したバーベキューコンロを販売している会社が、「バーベキュー 炭火 おこし方」をキーワードとした動画を制作するとします。
バーベキューをするときに難しく感じられることは、最初に炭火をおこすことですが、動画の中で炭火のおこし方をわかりやすく説明すれば、視聴者は「簡単に炭火がおこせそうで、自分にもできそうだ」と感じるかもしれません。
企業の強みは、商品の知識に明るいことですから、視聴者向けにハウツー系の動画をわかりやすく説明すれば、再生数のアップも期待できます。
このように、動画に含めるキーワードに工夫を凝らし、動画の内容をわかりやすくすれば、伸びる動画に成長させることが期待できます。視聴者を引きつけるためには、どんなキーワードを含めれば良いか、ということにも考えを巡らせてみましょう。
(画像は写真ACより)
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