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問い合わせの減少に有効?動画マーケティングを上手に活用!

2018.04.10

コラム

問い合わせの減少に有効?動画マーケティングを上手に活用!

動画は、商品の理解を深めやすい点がメリット
動画マーケティングのメリットと言えば、企業としては商品やサービスの内容を具体的に説明できること、そして、消費者としては、動画の視聴によって企業のサービスを理解しやすい点です。

また、動画マーケティングによって、企業に対する問い合わせ件数の減少も期待できるとされています。実際に、動画マーケティングによって問い合わせは減少するのか、という点について、調べていくことにしましょう。

動画公開で問い合わせは減る? データで検証
アメリカの動画マーケティング会社、Wyzowl社が2017年に発表した調査「動画マーケティング統計2017」によると、53%の企業が、マーケティング動画を公開することにより、電話での問い合わせが減ったと回答しました。

そのほか、同調査では、97%の企業が、自社製品やサービスを消費者が理解する場合、マーケティング動画が有効であると回答したほか、91%の消費者が、マーケティング動画を視聴することによって、企業の製品やサービスについて理解を深めていると回答しました。

参考:Wyzowl Video Marketing Statistics 2017
https://www.wyzowl.com/video-marketing-statistics-2017/

上記の調査結果より、企業と消費者の双方が、商品やサービスの理解において動画が有効と考えていることが分かります。その結果、問い合わせを減らすことができたと言えるでしょう。

動画を視聴すれば、商品について理解しやすい
次に、動画マーケティングによって問い合わせが減少する要因について考えていきましょう。

大きな要因としてあげられるのは、「動画は理解しやすい」という点です。商品を説明する場合、広告などに画像を掲載し、文章で商品についての説明をすることもできますが、消費者の立場からみると、画像や文章だけでは、詳しく商品を理解できるとは限りません。

その点、動画を利用して商品を説明すると、言葉による説明が可能となるだけでなく、商品を動的にとらえることができるので、消費者は、商品について理解しやすくなるのです。

動画マーケティングにおいて特に有効なのは、商品の使い方などを説明する動画で、いわゆる「How to(ハウツー)動画」です。

How to動画では、動画上で商品の説明だけでなく、詳しい使い方の説明も可能となるので、消費者としては、商品の理解がより一層深まりやすくなります。

動画のメリットは、疑似体験ができること
また、動画マーケティングのメリットは、動画マーケティングを視聴することで「疑似体験」ができることです。

例えば、先ほど説明したHow to動画の場合、商品の使い方を実際に視聴すると、実際に商品を自分で使っているような感覚になり、その商品を欲しいと感じやすくなります。

また、商品の使い方で良く分かりにくい点があったとしても、動画を視聴することにより、商品の使い方を確認することができます。

仮に、広告に商品の画像を掲載し、商品の使い方を文章で説明したとしましょう。その場合、消費者としては、詳しい使い方が理解できないことがあるため、企業への問い合わせが増えてしまうことも考えられます。

このことからも、動画マーケティングは、問い合わせの減少に貢献していると言えるでしょう。

企業をPRする動画で、信頼感アップが期待!
さらに、企業への問い合わせを減少させる対策としては、企業の信頼感を高める方法がありますが、信頼感を高めるためには、動画マーケティングが有効となります。

例えば、企業のPR動画を作成すれば、消費者は、企業はどのような商品やサービスを提供し、どのような取り組みを行っているのか、ということが一目瞭然となります。

効果的なPR動画を作成すれば、企業のファンが増えるだけでなく、企業への信頼感も高まりやすくなります。信頼感が高まれば、企業に対する不信感は減少し、クレームによる問い合わせが減少することも考えられます。

動画を有効に活用して、信頼感の向上を図ることも、効果的な手段と言えるでしょう。

消費者からの問い合わせに対応することは、企業の義務と言えますが、多くの企業で人手不足が深刻化する中では、問い合わせに対応する時間や人員を確保することが難しい状況と言えます。

そのようなときこそ、問い合わせを根本から減少させる効果が期待できる動画マーケティングを、有効に活用してみてはいかがでしょうか。

(画像は写真ACより)