動画マーケティングの成功事例って何？｜YouTubeのことならYouTube総研

YouTube上で話題となったり注目を集めたりしている動画マーケティングの成功事例には、どのようなものがあるのでしょうか？

今回は、成功事例の代表的なものを、簡単な解説と共にお届けしたいと思います。

ニュージーランドのピザチェーン「ヘルピザ」のプロモーション動画です。

YouTubeには動画上にリンクへ飛ばすボタンを配置する「アノテーション機能」というものがあり、これを上手く活用することでインタラクティブな動画プロモーションが可能になります。

今回のヘルピザの動画は、ゾンビを回避していかにして女性にピザを届けるかというもの。非常にユニークな動画ですよね。少し昔の動画ではあるものの、面白いコンテンツでしたので今回ご紹介しました。

日本の老舗旅館に日産のテクノロジーを取り入れることで、日産の技術に対する認知向上をアピールした動画になっています。スリッパが自動で整理されるシーンは非常にインパクトがあります。自動車の自動駐車機能(プロパイロットパーキング)を直接動画にするのではなく、スリッパを自動車に見立てるという遊び心が、ユーザの関心を惹き付けます。

このような、普通では考えつかない非日常感があったり、面白くチャレンジングであったりする動画は、多くのユーザに評価されやすい傾向にあります。

ドラえもんをイメージキャラクターとして起用した、就活情報サイト「マイナビ」のプロモーション動画です。マイナビがドラえもんを起用したことには、のび太君にとってのドラえもんのように、マイナビが就活生の側にいて優しく、ときに厳しく、いつもそばで見守ってくれるような存在でありたいという願いが込められています。

こちらは、YouTuberであるカズチャンネルのカズさんに、京セラのセラミックフライパンを実際に使って調理をしてもらう、というタイアップ企画の動画になります。

YouTuberとのタイアップによって、一般的な宣伝動画にYouTuberの個性が加わるためユニークな動画が仕上がるのがメリットです。また、起用するYouTuberのチャンネル登録者にリーチすることができるため、ターゲットが好みそうなYouTuberとタイアップするのがよいでしょう。

auのTVCMではお馴染みの「三太郎」ですが、このテーマソングのフルバージョンがチャンネルで公開されています。TVCMだけでは伝えきれなかった部分を、YouTubeなど別のプラットフォームへ誘導させて、長い尺で広告やプロモーションを行うという策略も有効です。

資生堂のチャンネルでは、メイクのコツを学べるHow to動画をみることができます。このように生活者のニーズに応えるコンテンツ制作をしながら、さりげなく自社の製品やサービスの紹介をすることで、販促効果を期待できるというものです。

また、ニーズのある動画は年月が経っても長くユーザに見て貰えるという特長もあります。

いかがでしたか？

このように、動画マーケティングの成功事例を見ることで、どのような特徴があるのかが分かったと思います。

他にも、国や世界を上げて行われるイベント(ワールドカップやオリンピックなど)や人気芸能人などのタイムリー性を活かした動画、一見プロモーションの動画だとは思えないような心温まるドラマも人気が出やすい傾向にあります。

動画マーケティングの可能性は無限大です。だからこそ、どのようにアピールするかは悩ましいところですが、このような傾向を理解した上で、自社の動画マーケティングに活かしてみてください。