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YouTubeの動画作成に必要な機材は何があるの?

2018.03.01

コラム

YouTubeの動画作成に必要な機材は何があるの?

企業のプロモーションもYouTuberを活用する時代

10年以上前、企業で動画プロモーションを行うとすればテレビCMが主流でした。しかし、今はどうでしょうか。例えば、YouTuberを利用することで、気軽に動画プロモーションが可能な時代になりました。

今は、いつでも誰でも動画を撮影して投稿することで、世界中の多くの人に観て貰えるチャンスがあります。しかも、テレビCMは放送される期間が定まっているのに対して、YouTuberであれば一度動画をアップするだけで、あとはユーザーが見たいときにいつでも視聴してくれるため、コストを抑えながら長期間プロモーションが可能になります。

「動画プロモーションを始めたいけれど、まずは自社制作で動画を配信しよう」とお考えの企業のみなさんが、早速動画制作を始めようと思ったとき、どのような機材が必要になるのでしょうか?

なにも、自分たちで操れないようなプロフェッショナルな機材を用意する必要はありません。今回は、動画制作を気軽にはじめるための“撮影機材”について紹介したいと思います。

動画制作にはどんな機材が必要?

早速ですが、動画制作に必要な機材を紹介していきたいと思います。また、有名YouTuberたちがどんな機材を使っているのかも一緒にご紹介します。

パソコン

Windowsには「Windowsムービーメーカー」、macOSには「iMovie」という動画編集ソフトがデフォルトで搭載されています。有名YouTuberの方ですと、大半がiMacやMac Book Proを利用しているようです。

動画編集ソフトの話は次に詳しく説明します。

 

動画編集ソフト

撮影したままの動画は味気なく、視聴者はどこを見るべきかがはっきりと分からないため、プロモーションとしては不向きです。必要な情報をテロップやエフェクトで強調したり、撮影した動画をカットしたりつなぎあわせたりするときに使うのが、動画編集ソフトです。

標準搭載されている「iMovie」や「Windowsムービーメーカー」は無料で利用できて、簡単な編集が行えます。その他で初心者向けの動画編集ソフトには、「PowerDirector」「Adobe Premiere Elements」「Corel VideoStudio」などがあります。

シンプルな操作性で、ご自分が使いやすそうなソフトをそれぞれ選択するとよいでしょう。

カメラ

動画制作において、肝となる機材はカメラです。動画内で音声を利用する場合、マイクを取り付けるための入力端子が必要になります。マイクの入力端子があるかを確認しましょう。

また、近年ではフルHD(フルハイビジョン)が主流になっており、さらに高画質な4Kも普及してきてます。画質の悪い動画にしないために、これからカメラを用意する場合であれば、フルHDサイズの動画が撮影できるものを選びましょう。

ズームに強いカメラ、奥行き感のある動画を撮れるカメラなど、ビデオカメラにもさまざまな特徴があるため、あとは用途に合わせたビデオカメラを選びましょう。

『バイリンガール』のちかさんによれば、SONY NEXは5万円ほどで、YouTuberをはじめる方にはおすすめのカメラだといいます。また、映像にこだわる場合、扱いは難しくなるものの、一眼カメラで動画撮影をすることもできます。

マイク

音声を入れた動画制作を行う場合、ビデオカメラ内蔵のマイクではあまり音質がよくないため、収録したい音のみを拾うマイクが必要です。マイクは安いものだと1万円前後から購入が出来ます。2つ以上の音声入力を扱う際には、ミキサーも用意しましょう。

マイクは、『カズチャンネル』のカズさんや『MuscleWatching』の高稲さんはオーディオテクニカ「AT9945CM」を使っています。さらに音を綺麗に録音したいというYouTuberは、『HikakinTV』のヒカキンさんがエレクトロボイス「N/D767a」を、『Daichi Bearboxer』のダイチさんがRODE「VideoMic Go」を使用していました。

三脚

ビデオカメラを持って撮影すると、どうしても手ブレが気になります。安定した動画撮影のためには、三脚を使用した方がよいでしょう。

ヒカキンさんは頑丈かつ軽量なVelbon「ULTRA MAXi miniⅢ」を、「コジコジのオタク文化 情報局」のコジコジさんはVelbon「V4-unit」を使用しているようです。

照明

オフィスなどの室内で撮影をすると、動画が暗くなってしまいがちです。照明器具は被写体を美しく写すときに、できれば用意があるとよい機材です。

カズさんによれば、NanGuang「CN-1200HS」というハイランクの機材を使っているようですが、かつてのYongnuo「YN-900」もコスパが優れているとのことです。

さいごに

いかがでしたか?

意外と本格的な機材がなくとも動画制作が始められると感じたのではないでしょうか?「動画プロモーションを始めたいけれど、まずは自社制作から」という企業の方にも朗報で、これらは、全て揃えても大体15万円前後です。

素人の方であっても、企業として発信する動画制作にチャレンジできる時代になりました。この記事の読者のみなさんも、是非トライしてみてはいかがでしょうか。