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動画はどのくらい視聴されている?視聴者維持率を確認してみよう

2018.03.30

コラム

動画はどのくらい視聴されている?視聴者維持率を確認してみよう

動画は「視聴者維持率」がキーポイント
動画マーケティングを行う上では、いかに視聴者に動画を見てもらうか、ということがポイントとなりますが、視聴者にどれだけ動画を見てもらえているか、ということを理解するためには、「視聴者維持率」という数値を確認しておく必要があります。

それでは、視聴者維持率とは、具体的にはどのような内容を指すのでしょうか。また、視聴者維持率は、どのくらいの数値を目指せば良いのでしょうか。視聴者維持率について詳しくみていくことにしましょう。

視聴者維持率とは?
視聴者維持率について簡単に説明すると、「ある動画が、視聴者にどれくらい見てもらえているか」ということを数値化したものです。

例えば、10分間の動画で、再生時間の平均が5分である場合、その動画の視聴者維持率は50%となります。つまり、動画全体に対しての視聴時間が長くなるほど、視聴者維持率は上昇することになります。

また、ユーチューブの視聴者維持率レポートを参照してみると、動画全体の視聴者維持率が確認できるだけではなく、数秒単位の間隔で、視聴者維持率を確認することができます。

このように、動画のある時点において、どれくらい視聴されているか、ということを示す割合を「絶対的な視聴者維持率」と呼んでいます

視聴者維持率が高い動画の場合は、動画の最初から最後まで、絶対的な視聴者維持率の高い状態が続きやすくなります。

逆に、視聴者維持率が低い動画の場合は、動画の始まりの部分だけが視聴率が高く、その後は、動画の中盤から後半にかけては、視聴率が低くなる傾向が見られます。

このことから、動画を作成する際には、最後まで視聴者を引きつける構成とすることが重要と言えます。

視聴者維持率は、どれくらいが目安?
それでは、視聴者維持率はどのくらいを目標とすれば良いのでしょうか。

一般的には、視聴者維持率が50%を超えると、視聴者に視聴されている動画であると言われます。視聴者維持率50%という数値は、動画が半分だけしか見てもらえていない、ということになるため、一見すると低いようにも感じられます。

しかし、逆の見方をすれば、視聴者の多くは動画を最後まで見ないため、視聴者維持率を高い状態に保つことは難しいと言えるのです。

視聴者維持率は最低でも40%は確保したいところです。また、視聴者維持率は、50%を目標としましょう。なお、視聴者維持率が70%に達すれば、十分に視聴してもらえている動画と言えます。

相対的な視聴者維持率も確認しておこう!
そのほか、YouTubeの視聴者維持率レポートのページを確認してみると、「絶対的な視聴者維持率」と「相対的な視聴者維持率」という項目があります。

絶対的な視聴者維持率については、先述したので割愛しますが、相対的な視聴者維持率とは、自分で作成した動画と、自分の動画と似ている他の動画の視聴者維持率を比較するものです。

絶対的な視聴者維持率だけでも、動画が視聴されているかどうかということについてはおおよそ理解できますが、あくまでも絶対的な評価となるため、自分の動画が視聴されているのかどうか、ということまでは、詳しく確認できないことがあります。

しかし、相対的な視聴者維持率も確認すれば、自分で作成した動画は視聴されているのかどうか、ということについて、他の動画と比較しながら確認することができます。

一般的に「数字は正直」と言われています。動画が視聴されているかどうか、という点については、再生回数に注目しがちですが、動画においては、最後まで視聴していることが重要となります。

視聴者維持率を意識しながら、視聴者を引きつけやすいコンテンツの作成を目指していきましょう。

(画像は写真ACより)