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再生数アップのカギ!動画構成の手法について理解しよう

2018.06.29

コラム

再生数アップのカギ!動画構成の手法について理解しよう

視聴される動画を目指すなら、動画構成にもこだわりを
動画を制作する立場としては「より多くの人たちに視聴してもらいたい」と考えるのではないでしょうか。多くの人たちに動画を視聴してもらえる動画を制作するためには、動画の構成を決めることが重要となります。

それでは、動画の制作においてはどのような構成が有効なのでしょうか。動画構成の種類も参考にしながら、動画の作り方とコツについて研究してみましょう。

動画構成の方法「起承転結」
動画の構成の種類としては、「起承転結」があります。

起承転結の歴史は古く、かつては漢詩の構成に用いられていた手法ですが、現在では小説や物語の内容を構成するための手法として用いられています。

起承転結について詳しくみていくと、「起」の部分でストーリーを説明し、「承」の部分で徐々にストーリーが展開してきます。そして、「転」の部分でストーリーが大きく展開し、「結」の部分でストーリーが締めくくられる流れとなります。

起承転結を用いることにより、物語全体にメリハリが付きやすく、読者を引きつけやすくなるメリットがありますが、起承転結は動画にも応用することが可能です。なぜなら、動画はストーリー性を有していることが多いためです。

そのため、「起承転結」の手法を用いた動画の構成は、視聴者を引きつけるための手法として有効と言えるでしょう。

動画構成の方法「三幕構成」
そのほか、動画の構成に用いられる手法として「三幕構成」があります。

三幕構成とは、ストーリーを構成する手法の一種で、ストーリー全体を「設定」、「対立」、「解決」の3つの段階に分けます。

ここで注目したいのは、三幕構成の3つの構成はそれぞれが三等分されるのではなく、「対立」が大きな立ち位置を占めていることです。一般的には、三幕構成の「対立」はストーリー全体の半分程度を占めると言われています。

三幕構成と先述した起承転結を比較してみると、三幕構成の「設定」と起承転結の「起」は、ほぼ同じ立ち位置となります。

しかし、その後のストーリー展開についてみてみると、起承転結の場合は「承」の部分を含むため、全体的に緩やかな流れでストーリーが展開していきますが、三幕構成の場合は「設定」の次が「対立」となるため、起承転結よりも急激にストーリーが展開していく傾向がみられます。

そのため、視聴者を注目させる動画を制作したいなら、三幕構成の展開と参考にすることがより効果的と言えます。

動画の作り方のコツ オープニングで魅せる
動画制作において視聴者を引きつけるための手法として、「起承転結」や「三幕構成」のように、中盤での展開で引きつける手法を紹介してきましたが、そのほかに視聴者を引きつける手法としては、「オープニング」の段階で引きつける方法もあります。

起承転結や三幕構成の場合、オープニングの段階はストーリーの説明を行う位置づけとされています。

しかし、冒頭部分の説明を端的な形で分かりやすく、そしてインパクトが感じられる内容とすれば、視聴者は引き続き動画を視聴することでしょう。

動画の視聴状況について調べるためには、再生回数を調べるほかにも、視聴者維持率も重要となります。視聴者維持率を高めるための方法としては、動画の冒頭部分でインパクトを感じさせることがあげられます。

一般的な動画の構成として、「起承転結」や「三幕構成」が用いられることが多いですが、冒頭部分で引きつける手法もうまく取り入れることで、動画に対する視聴者の注目が集まりやすくなります。

動画の制作においては、動画の内容はもちろんのこと、動画の構成についてもこだわりたいですね。

(画像は写真ACより)

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