時代の流れに乗ろう！Instagramを活用した動画マーケティング｜YouTubeのことならYouTube総研

マーケティング用の動画を投稿する場合、主にYoutubeなどの動画サイトを利用することが多いですが、最近では「Instagram」を活用して動画マーケティングが行われる場合があります。

Instagramの動画マーケティングは、一般的な動画サイトでの動画マーケティングと比べると有効なのでしょうか。Instagramの動画マーケティングの事例も参考にしながら、詳しくみていくことにしましょう。

Instagramについて簡単に説明すると、ネットを通じて友人や知人とつながる「ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）」の一種で、ツイッターやフェイスブックなどと同様のサービスとなります。

Instagramで特徴的なことは、画像投稿がメインであり、友人たちとの間で画像をシェアし合う点です。Instagramの投稿はビジュアル重視ということもあり、「インスタ映え」という言葉も生まれたほどで、特に20代から30代の女性に人気のSNSとなっています。

Instagramは、画像投稿のみならず、動画の投稿も可能ですが、Instagramの動画は最長で60秒となっており、Youtubeのような長めの動画の投稿には適していない点に注意したいところです。

しかし、テレビで放映されているCMの多くは、15秒もしくは30秒で制作されていることを考えると、60秒で効果の高いマーケティング動画を投稿することは十分に可能と言えるでしょう。

Instagramは画像投稿がメインのSNSとなっていますが、Instagramで動画マーケティングを行うなら、Instagramでは動画が視聴されているのか、という点が気になるところでしょう。

そこで、トレンダーズ株式会社が2017年7月に実施した「インスタグラムにおける企業のPR動画」に関する調査の結果を参照します。

参考：トレンダーズ株式会社　“インスタグラム”動画のPR活用に向けた調査
http://www.trenders.co.jp/

それによると、「インスタグラム上で動画を再生したことがあるか」という問いについては、フィード上では63％、ストーリーズ上においては71％の人が動画を再生したことがあると回答しました。

特にInstagramにおいて動画を多く再生しているのは20代で、フィード上では70％、ストリーム上においては75％が動画を再生したことがある、という結果となりました。

上記の調査結果から、Instagramでは動画が広く視聴されていることがわかり、Instagramにおける動画マーケティングは有効と考えられます。

次に、動画マーケティングの成功事例についてみていくことにしましょう。

Instagramが発表している「Instagram　人気ランキング」によると、2018年5月の時点では、国内企業の1位が「Tasty Japan」、2位が「Nissan」、3位が「Honda」となりました。

なお、Tasty Japanとは、オンラインメディアの「BUZZFEED JAPAN」が提供している料理動画です。

そのほか、国内企業部門で10位以内にランクインした企業としては、「東京ディズニーリゾート」や「UNIQLO（ユニクロ）」があります。

参考：Instagram 人気ランキング（国内企業）
https://instagram.userlocal.jp/?page=1&ranking=enterprise

それでは、動画マーケティングの成功事例として、Tasty Japanのインスタグラムの動画を参照してみましょう。

参考：Instagram　じゃがいもで作る簡単おつまみ　チーズ入りいももち
https://www.instagram.com/p/BWhQP7ynVxP/

先述したとおり、Instagramの動画は最長で60秒ということもあり、料理のレシピを60秒で全て説明することは、一見すると難しいのではないかと感じられます。

しかし、上記の動画においては、言葉による説明がなく、部分的に文字は使用するものの、原則として動作のみで説明している点が特徴です。また、レシピにおける重要なポイントを動画内で的確に説明しており、わかりやすい構成に仕上がっています。

短時間の動画を作成する場合、内容を絞らなければならないため、難しくなりがちですが、その分、「どんなことを動画で主張したいのか」ということを明確にできます。視聴者を最後まで引き込む動画を作成したいですね。

（画像は写真ACより）

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