ついに再生回数が増加!そんな時こそ注意したいリスクとは?|YouTubeのことならYouTube総研

TOP  コラム  ついに再生回数が増加!そんな時こそ注意したいリスクとは?

ついに再生回数が増加!そんな時こそ注意したいリスクとは?

2018.05.23

コラム

ついに再生回数が増加!そんな時こそ注意したいリスクとは?

再生回数は、多ければ良いとは限らない
動画マーケティングの効果を高めるためには、再生回数を増やし、できる限り多くの人たちに視聴してもらうことが有効となります。

そのため、動画の再生回数は、多ければ多いほど良いようにも感じられますが、再生回数が増えると、再生回数が少なかったときにはほとんど発生しなかったリスクが生じやすくなってしまいます。

再生回数が多くなったときに注意したいリスクについてみていくことにしましょう。

そもそも、再生回数が全てではない
再生回数が増えるほど、多くの人たちに視聴してもらえると感じるものですが、実際には、再生回数が増えたからと言って、必ずしも動画が多く視聴されているとは限りません。

なぜなら、視聴者は動画を最初から最後まで全て見ているわけではないためです。

再生回数をカウントする場合、動画を最後まで全て見た場合であっても、たった1秒間しか見ていない場合であっても、1回としてカウントされます。

多くの視聴者が、最後まで動画を視聴していれば問題はありませんが、動画を途中だけしか見ていないというケースは多くみられます。

そのため、動画が視聴されているかどうか、ということを再生回数だけでは判断しにくいと言えるのです。

視聴者維持率に注目しよう
実際に動画が視聴されているかどうかを判断するためには、「視聴者維持率」という数字にも注目したいところです。

視聴者維持率とは、動画再生中のある時間帯において、視聴者がどの程度動画を視聴しているか、と割合を数値で示したものです。

例をあげて説明すると、動画がスタートした時点から30秒後の時点では40%の人が視聴しており、1分後の時点では30%の人が視聴していた、となります。

なお、動画全体で見た場合、どれくらいの割合が視聴されたか、ということを示す数値は「平均視聴率」となります。平均視聴率は70~80%に達すれば十分と言われており、できれば50%を目指すことが理想と言われています。

つまり、動画マーケティングの効果を調べるためには、再生回数のみに注目するのではなく、視聴者維持率や平均視聴率の数値にも注目することが重要と言えます。

動画を批判されてしまうことがリスクに
再生回数が多くなったときに発生しやすいリスクとしては、動画の内容を批判されるリスクがあげられます。

再生回数が増えると言うことは、それだけ多くの人に視聴されていることを意味しますが、視聴者数が増えると、動画を評価する人が増える一方で、動画を批評する人が出てくる傾向にあります。

Youtubeにはコメント欄がありますが、視聴者は匿名の立場からコメント欄に投稿するため、厳しい批判をストレートに伝える場合もあるのです。

視聴者数が増えることは、動画を投稿する立場としてはうれしいことのようにも思えますが、視聴者数の増加がリスクになってしまうことを考えると、手放しで喜べない点がネックと言えます。

「批判者は何を求めているのか」という点を見極める
それでは、企業の立場として批判を受けた場合、どのように対応することが適切なのでしょうか。

基本的な対応としては、批判者は何を求めているのか、ということを見極めることです。

例えば、企業のサービス内容に不満を感じているのか、それとも、動画の内容が不適切であると感じたのか、ということです。

企業として謝罪すべきと判断したら、謝罪するべきでしょう。また、場合によっては、単に謝罪するだけではなく、なぜこのような動画を作成したのか、という方針を示すことも必要となります。

なぜなら、企業としての方針を明確に意思表示することにより、視聴者がそれ以上批判をしなくなることも考えられるからです。

動画を作成する際に、批判を避ける方法としては、視聴者に配慮した内容の動画を作成することです。企業の一員として、常に視聴者の立場に立つことを心がけましょう。

(画像は写真ACより)

Youtube総研 https://youtube-soken.com/