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人気のインスタで“記憶に残る”動画マーケティング!

2018.03.30

コラム

人気のインスタで“記憶に残る”動画マーケティング!

影響力を増し続けるInstagramでのマーケティングを考える
スマートフォンの急速な普及と高速インターネット環境の整備で、老若男女、暮らしのあらゆるシーンにSNSが深く浸透した今日、マーケティングにおいてもSNSの重要性は増すばかりとなっています。中でも「インスタ映え」なる言葉が流行語の域を超えるほどに広がり、大きく一般生活者の消費行動を変える社会現象を引き起こしている今、Instagramを活用しない手はありません。

元来は写真、静止画像の共有に特化したコミュニケーションプラットフォームとして誕生したInstagramですが、現在はユーザーがそれぞれに日常の瞬間をとらえ、表現するさまざまなコンテンツを手軽にシェアするSNSとして進化し、動画もサポート、世界6億人超という膨大なユーザーを抱えて活気づく主要コミュニティとなっています。

Facebook傘下でありながら独立運営を続け、若年層をはじめとして高い人気・認知度とアクティブユーザー率の高さ、滞在時間の長さを誇るInstagram、ここで展開される最新の動画マーケティングについて、今回はみていくこととしましょう。

動画へのシフトが加速、注目されるコンテンツに
かつてのインターネット広告では、バナー広告をはじめ静止コンテンツが中心をなしていましたが、近年はリッチコンテンツの広告が増加、より豊かな表現力を発揮させてストーリー性をもたせたり、多くの情報があふれる中でもより多くのユーザーの目を引き、届けたいメッセージを印象づけたりしやすいといった点から、動画を用いた広告・マーケティングの事例が増えてきています。

とくに視覚に特化したSNSであるInstagramでは、その他の一般的なテキストベースから進化したSNS以上に動画コンテンツとの親和性は高く、サポートが開始されると急速に利用が広まっていきました。スマートフォンでの動画視聴が日常的な習慣になるとともに、Instagramでの動画共有も増え、視聴に費やされる時間も右肩上がりに伸びてきていることが報告されました。

企業のマーケティング利用でも静止画に比べ、動画では2倍以上のエンゲージメントが獲得されるといわれ、Instagramでの動画マーケティングは、高い露出効果とリーチ力を発揮すると期待されるでしょう。

ポイントは“統一的世界観”と“広告らしくない自然さ”
Instagramの広告出稿は、Facebookアカウントがあれば実行でき、その仕様も基本的にFacebook広告に準じています。展開の管理画面も同一ですから、Facebookでの運用に慣れていればスムーズに開始できるでしょう。

動画としては3~60秒が基本で、Instagramの発表によると最も多くのコメントを獲得している動画コンテンツの平均時間は約26秒とのことですから、30秒程度でアピールするのが効果的と考えられます。

昨年夏にトレンダーズが実施したInstagram動画マーケティングに関する調査では、ユーザーの63%が「フィード」で、71%が「ストーリー」で動画広告を視聴したことがあると回答しており、そのうち「いいね」など具体的アクションをとった経験がある人も8割近くにのぼっていました。とくに20代女性では、動画が抵抗なく受け入れられ、静止画より強い印象を残すものになっている傾向がみられています。

リクルート住まいカンパニーの運営する不動産総合情報サイトの「SUUMO」は、趣味にこだわりをもつ女性インフルエンサーの部屋とライフスタイルをリアルにとらえた15秒動画を複数制作してInstagramで配信、マーケティングに活用したところ、広告想起率を44%向上させるなど、非常に高い成果を得たそうです。

このように、ぜひ積極的に活用したいInstagramの動画ですが、もちろん何でも投稿・配信すればよい、無条件に成功するというわけではありません。Instagramで重要なのは、アカウント全体としての統一感、ブランドの世界観をいかにうまく演出するかです。この部分で、直感的にターゲット層がおしゃれさや可愛らしさを感じると、フォローされやすくなり、拡散力が増していきます。

また、Instagramはリリース当初から、雑誌のようなおしゃれさ、雰囲気のあるコンテンツ、ユーザーファーストで広告による“汚れ”や“荒れ”が気にならないSNSとして支持を獲得していった背景があります。そのため、現在でもチラシのような大々的製品画像や価格アピールなどは好まれず、動画として制作してもInstagramになじみません。マーケティングは展開する場にあったかたちで進めることが鉄則ですから、Instagramでもその特性にあわせることが重要です。

身近なライフスタイルに溶け込みつつ、ちょっと真似したくなるおしゃれさ、そのサービスや商品で得られるリアルな効果・感想の分かりやすさなどが好感度のポイントであり、一方的な企業目線での宣伝色が強いものは受け入れられにくい傾向があります。

そこで昨今は、個人からの発信がより効果的であるため、すでに該当する分野でインフルエンサーとなっているユーザーを起用するケースが増えてきています。動画としての表現範囲の広さ、直接ユーザーの感性へと強く訴えかけられる良さといったメリットを活かしながら、ターゲット層が好む世界観と付合する演出、インフルエンサーの抽出と発信源としての活用で、ブランディングを図っていくことが望ましいでしょう。

ハッシュタグや限定公開、クロスメディアなども使い分けて!
Instagramでは、SEO対策と同様にハッシュタグの使い方も大きなポイントになります。効果的なハッシュタグの文法、拡散されやすいかたちでの登録で工夫が求められます。

また24時間が経過すると投稿コンテンツが消える「Stories」の機能も気軽さで人気を集めています。気になるものをチェックして保存、「ハイライト」する機能も追加されており、ひとつの希少性・イベント性をもったPRに活用することも有用でしょう。

Instagramの動画マーケティングにとどまらず、他のメディアも連動して活用したクロスメディア手法も、参加するユーザーを広く集めたいキャンペーンや露出アップに効果的で、より多角的な表現アプローチも可能になります。目的にあわせてうまく使い分け、組み合わせていくとよいですね。

いかがでしたか。Instagramでの動画マーケティングは、ポイントをおさえて運用すると、これまでの媒体では得られなかったかたちで、非常に高い広告効果を発揮します。ぜひその特性を知ってうまく活用してみてください。

(画像は写真素材 足成より)