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ちょっと待って!YouTube動画を作成する際の禁止事項を確認!

2018.03.01

コラム

ちょっと待って!YouTube動画を作成する際の禁止事項を確認!

憧れの動画投稿、その前に

昨今、動画投稿を生業にしている「YouTuber」は数多く、子供たちにとっては「憧れの職業」ともなりつつあります。1本の動画でスターになれる可能性もあるYouTubeですが、動画を投稿する際は注意すべき禁止事項があるのです。

その動画や音楽、権利は誰?

まず第一に注意すべきなのが、「著作権」です。当然のことながら自身のチャンネルで投稿するのは、自分で作成した動画でなければなりません。

他人の動画やテレビ番組、映画などの著作物を転載するのは絶対にNG。違法アップロードをしたとして、アカウントが削除される可能性もあります。

なお友人をはじめ他人が作成した動画であっても、そのコンテンツの使用と収益を得る許可を書面で受け取っている場合は、投稿することが可能となります。

「恋ダンス」動画、現在は削除の理由

また、使用する音楽についても確認しておきましょう。流行の音楽やノリの良いBGMを使うことで再生数も伸びやすくなりますが、それが他人の著作物であれば使用は不可です。

YouTubeのヘルプセンターにも収益受け取りの対象となる条件として

「すべての音声コンテンツと動画コンテンツについて商用利用の権利を所有していることを証明する文書を提出できる。」
(YouTube ヘルプセンターより引用)
と明記されています。

ミュージシャン・星野源による楽曲「恋」を踊った「恋ダンス」はYouTube上に数多くの動画が投稿され社会現象ともなりましたが、これは星野の所属するレコード会社が、「期間と条件を設けて一時的に動画への使用を許可する」旨の文面を公開していました。

現在はその許容期間を過ぎているため、星野の楽曲を用いて投稿されたYouTube上の「恋ダンス」動画は、レコード会社によって削除申請がされています。

動画に使用する楽曲は、自身で作成したものや著作権フリーとして提供されている楽曲に限定し、それらが見つからない場合は楽曲を使用しないという選択をしましょう。

ゲームの実況や攻略方法を解説する動画は非常に人気の高いジャンルですが、これを収益可能の動画として投稿できるかどうかは、ビデオゲームの配信者のライセンスで許可される商用利用権によって決まります。

長時間ゲームしている模様だけを映し出す動画はNGとされるなど細かく規定がされているため、改めて利用規約を確認しておくべきでしょう。

視聴者がショックを受けるコンテンツであってはいけない

もう1点確認しておきたい記述は、収益受け取りの対象にならないコンテンツの例として挙げられている
「ショックや不快感を与えることを目的とした暴力やヌードをコンテンツに含めている。」
(YouTube ヘルプセンターより引用)
という一文。

先日、数百万人のフォロワーを抱えるアメリカの人気YouTuber、ローガン・ポールは、樹海で発見した自殺死体を配信したとしてYouTubeの怒りを買い、広告の提携を解除されています。

その「おもしろい」は自分だけかも?

話題性を重視した傍若無人な内容は「炎上」の火種になりやすく、非常にリスキーです。これまでも多くのYouTuberがそうした「やりすぎ動画」によって「謝罪動画」を投稿したり、活動を休止したりしています。

暴力性は無くとも、食べ物を無駄にする・物を壊す・大声で暴れるなどの社会的な迷惑行為も、炎上しやすい内容といえるでしょう。

動画はテキストとは異なり、投稿した後に編集や修正をするのが難しいもの。投稿前にはルールとモラルの元で自らの動画をきちんと吟味し、人々が楽しめるものであるかどうかを確認しておくべきです。