動画の視聴者の伸び悩みを解消しよう
マーケティング用の動画を制作する立場としては、できるかぎり多くの視聴者に視聴されることを目指しているでしょう。
しかし、視聴者のためになると知恵を絞って制作した動画であっても、思うように再生回数が増えなかったり、視聴者維持率が伸び悩んだりしてしまう場合があります。
そんなときこそ、「YouTubeクリエイターズハンドブック」を参考にしてみましょう。視聴者獲得のためのさまざまな方法が記載されており、動画制作における便利なツールに仕上がっています。
YouTubeクリエイターズハンドブックとは?
YouTubeクリエイターズハンドブックとは、動画の視聴数や再生数を高めたいクリエイターのために、YouTubeのサイトがさまざまな手法や戦略を動画で配信しているものです。
2011年に第1版がリリースされたYouTubeクリエイターズハンドブックですが、動画を取り巻く環境や視聴者のニーズ、そしてYouTubeそのものが常に変化し続けていることもあり、内容は定期的に更新されています。
そのため、動画を制作する立場としては、参考になる内容と言えるでしょう。
なお、2018年5月の時点では、YouTubeクリエイターズハンドブックの内容は、「YouTube Creators」内のカタログを参照することで閲覧できます。
参考:YouTube Creators
https://creatoracademy.youtube.com/page/browseクリエイターハンドブックで紹介されている内容は?
それでは、YouTubeクリエイターハンドブックでは、どのような内容が紹介されているのでしょうか。掲載内容の一例についてみていくことにしましょう。
例えば、「概要」という項目の内容を調べてみると、YouTubeに動画を投稿する際に抑えておきたいことについて説明されています。
主な内容としては、チャンネル登録者を増やしつつ、他の動画との差別化である「ブランド化」を目指すこと、そして、著作権を守った上で動画の投稿を行うことです。
そのほか、「認知度を高める」という内容についてみてみると、視聴者が動画を見つけやすくするために、動画のタイトルはもちろんのこと、動画の見出しとして表示される画像である「サムネイル」にこだわることが大切、という内容が記載されています。
また、動画の内容を分かりやすくするために、説明文にはキーワードを含めること、視聴者がチャンネルの興味を持ち続けるために、定期的に動画を投稿したり、再生リストを作成したりすることについても触れています。
YouTubeクリエイターズハンドブックには、このほかにも、視聴者数を増やすために欠かせないポイントが数多く掲載されており、動画マーケティングにおいても参考になることでしょう。
人気クリエイターの事例紹介も参考にしたい!
そのほか、YouTubeクリエイターズハンドブックでは、「人気クリエイターの事例紹介」も行っています。
動画をより多く視聴してもらうためには、「いかに視聴者の共感を呼ぶか」という視点が重要です。
その手法としては、一つのコンテンツを掘り下げ、専門性の高い内容に仕上げることがあげられます。視聴者が求めるニーズに応える姿勢は、視聴者の心を引きつけやすくなります。
さらに、「動画に意外性を持たせる」ことも、動画制作においては重要なポイントです。
YouTubeクリエイターズハンドブックでは、人気クリエイターが行った事例として、科学と笑いを融合させたことや、料理とゲームを融合させたことを取り上げています。
上記のテーマの組み合わせは、一見すると無関係のようにも感じられますが、動画は画像とは異なり、より豊かな表現が可能となるため、テーマの組み合わせ方や表現方法に工夫を凝らすことで意外性が感じられ、視聴者を引きつけやすくなるのでしょう。
YouTubeクリエイターズハンドブックには、基本的な内容から応用的な内容まで幅広い内容が記載されています。動画マーケティングの効果をより一層高めるために、YouTubeクリエイターズハンドブックを参考にしながら動画制作に取り組んでみてはいかがでしょうか。
(画像は写真ACより)
YouTube総研
https://youtube-soken.com/